投稿者は原則として森林バイオマス利用学会正会員に限る。連名の場合は筆頭者が会員であることを必要とする。ただし編集委員会が認めた場合,または編集委員会が依頼した場合はこの限りでない。
a. | 論文(original article) :森林バイオマス利用の分野における新知見を取りまとめた学術的に価値のあるフルレングスもの。(刷り上がりA4版6ページ以内) |
b. | ノート (note) :内容が断片的・限定的であっても,学術的もしくは実用的に価値のあるもの。(刷り上がりA4版6ページ以内) |
c. | 総説 (review) :森林バイオマス利用およびこれに関連する分野の特定の事項についての総合的レビューで,しかもその内容は既に公表されたものであって,科学的,技術的に根拠のあるもの。(刷り上がり10ページ以内) |
d. | 技術報告 (technical report) :森林バイオマス利用に関する技術的なデータ,新たな装置や製品開発,現場における実験など,技術的に価値のある報告。(刷り上がりA4版6ページ以内) |
e. | その他:学会報告,解説,書評,資料などで,会員に役立つ内容を持ち,編集委員会で掲載を認めたもの。 |
原稿は執筆要項に従い,日本語もしくは英語で記述する。
原稿の採否は森林バイオマス利用学会が定める審査基準に基づいて審査し,会誌編集委員会で決定する。また,会誌への掲載時期については編集委員会が決定する。
掲載された原稿の著作権は森林バイオマス利用学会に帰属する。
著者は,掲載原稿について,別に定める経費を負担しなければならない。
1. | 投稿原稿は,ワープロ等を用い,A4縦長サイズに横書きで書き,上下に25 mm,左右に20 mmの余白をとり,2カラム構成とし,1カラムは1行25字で35行とし,本文には10ポイントの明朝体の文字を使用し,タイトル,見出し等にはゴシック体を用いる。投稿の際,リッチテキストとその pdf ファイルを提出する。印刷は白黒印刷とする。(別項参照)。 |
2. | 原稿は次のような構成をとるものとする。 英文原稿は著者の責任で英文校閲を受けた上で提出する。 【和文原稿】 ・原稿種別 (論文,ノート,総説,技術報告) ・題名,著者名 ・概要 (最大400字程度),キーワード (5個以内) ・英文の題名,著者名,概要 (最大200単語程度),キーワード (5語以内)。ただし技術報告の場合は概要を省略することができる。 ・本文:論文,ノートの場合は「緒言」 「理論」 「材料」 「実験」 「結果」 「考察」(または「結果と考察」)「結論」「謝辞」「参考および引用文献」などのように適宜項目立てをした上で記述する。図および表は本文中の適した個所に割り付ける。総説,技術報告,その他では必要に応じて著者の判断で項目を立てる。 ・最初のページの脚注に所属機関名と連絡先 【英文原稿】 ・原稿種別(original article, note, review, technical report) ・題名,著者名 ・概要 (最大200語程度),キーワード (5語以内) ・和文の題名,著者名,概要 (最大400字程度),キーワード (5個以内) ・本文:構成は和文原稿に準じる。 ・最初のページの脚注に所属機関名と連絡先 |
3. | 動植物の和名,外国語の音読にはカタカナ表記を用いる。学名はイタリック体表記とする(命名者は略す)。単位は原則としてSI単位を用いる。 |
4. | 表の表題は上部に,図・写真の表題は図の下部に記載し,それぞれに通し番号(図1,表1,Fig.1,Table 1など)をつける。表には原則として縦罫線を用いない。図はそのまま印刷できるようにコントラストの良好な状態に作成する。 |
5. | 文献は本文引用個所の肩に上付文字で1),2),3~5)などとつけ,本文末に一括して引用順に記載する。雑誌論文は著者名,発行年,誌名,巻,ページ(最初と最後)の順に記す。欧文雑誌名はイタリック体表記とする。巻数の表記には太字(ボールド)体を用いる。単行本の場合は著者名,発刊年,文献名の後に発行所,引用個所ページを記載する。 |
・投稿された論文,ノート,総説,技術報告が以下の基準にもとづいて「掲載」可能かどうかを判断する。
1. | 内容の新規性 |
2. | 学術的あるいは技術的有用性 |
3. | 結果および記述の信頼性 |
4. | 投稿規程・執筆要項との一致 |
・投稿論文に対して,編集委員会において審査員2名を決定する。審査員は論文が上記基準を満たしているかどうかを総合的に判断し,次のいずれかに判定する。
a. | このまま掲載可 |
b. | 指摘の点を著者が訂正した後,掲載可 |
c. | 指摘の点を著者が訂正した後,再審査が必要 |
d. | 不採用 |
・審査員二人の判定結果がaもしくはbの場合は審査が終了し,掲載可となる。判定結果にcがある場合には審査員の意見に従って内容を修正したうえで,再審査を受ける必要がある。審査員二人が共にdと判断した場合には投稿原稿は却下されるが,一人だけがdと判断した場合は別に指名された審査員一人(以下,第3審査員)がさらに審査を行う。第3審査員がaもしくはbと判断した場合は審査が終了し,掲載可となる。第3審査員がcと判断した場合は,その意見に従って内容を修正したうえで再審査を受ける必要があり,dと判断した場合には投稿原稿は却下される。
・掲載経費:投稿された原稿で「掲載可」となった論文等に対しては,規定ページ数内(投稿規定第2項)では刷り上りA4版1ページにつき3,000円とし,規定ページ数を超過した分については刷り上り0.5ページにつき5,000円を加算する。なお,投稿された論文等で「掲載否」となった原稿においても,審査を受けた場合には所定の審査料を支払うものとする。この場合の審査料は,掲載経費の半分程度とする。
・写真を使用する場合は,写真印刷経費として実費(一葉あたり1,000円程度)を別途加算することがある。
・経費請求の名目(掲載料)は,双方協議の上対応できる。
投稿連絡表:MS-Wordファイル